2018年のテンバガー銘柄は5銘柄と2017年の5銘柄と同じ。
新興市場が年初から下げ続ける中、名証1銘柄、マザーズ2銘柄、ジャスダック2銘柄という内訳は、地合いからすると奇跡的な数字と言えます。テンバガー銘柄には地合いは関係ないということですかね…。場が悪いゆえに資金が集中しやすかったという側面もあるのではないでしょうか?
さて2019年のテンバガー銘柄についてですが、地合いは引き続き悪そうなので、煽りまくられ仕手化した銘柄がテンバガーになる可能性が高いのではないかと思います。もちろんテーマ株の中から出ることも考えられますが、2019年の相場見通しは今のところあまり良くないので、テーマ株といえども10倍化するかどうかは微妙なところです。

とにかく条件としては毎度のことながら、「時価総額が低い(30億未満)」「ジャスダック・マザーズ市場(今年は地方市場も可能性がある)」から出現する可能性が高いと考えます。2部市場はもうないような…。
特に時価総額が10億程度あるいは10億すらいかない薄商いの銘柄がじわじわ上がってきたら要マークかなと思います。
現時点で時価総額が50億未満の銘柄は地方市場も合わせると400弱ほどですが、その中から2019年にテンバガーとなりそうな銘柄をピックアップしてみました。
正直今年は全く自信がないです。まあ、そうはいってもいい夢を見たいのでテンバガー銘柄が候補リストの中から誕生してくれることを期待しています。昨年はALBERTだけ当たりましたが、果たして今年はどうなりますか…。

まかり間違えば2019年にテンバガーを達成する可能性がある銘柄

銘柄名 コメント
エコモット (3987) Iot事業を展開 第2のALBERTになる可能性もあり。どこか大きな企業と提携出来れば…。
マネジメントソリューションズ (7033) プロジェクトマネジメント実行支援が柱。12月の軟調な地合でも堅調な動き。10倍はないが有望か?
特殊電極 (3437) トレンドは強い。光通信が株主(大株主ではないが)というのも思惑を生むか?!
中央製作所 (6846) 自動車向け電源機器、表面処理装置。名証銘柄。伸びていくであろう会社ということで。
日本テクノ・ラボ (3849) 産業用特殊プリンタに特化した制御システムソフト開発・販売が柱。札証銘柄。すでに動き始めているが値動きが激しく、お金持ちが遊んでいるだけかも知れない…。
日本エマージェンシーアシスタンス (6063) 海外渡航者に病院手配等行う医療アシスタンス事業主力。事業は好調、2-3倍なら可能かも。
多摩川ホールディングス (6838) 携帯電話など無線機器や計測器製造・販売の多摩川電子が主力。業績が急拡大するかどうか…。
不二精機 (6400) 電気自動車対応の成形品育成。業績は悪くないがインパクトに欠ける。EV市場次第。
ネクストジェン (3842) 次世代通信網(NGN)の制御システム開発会社。5G関連として化ければいいかなと…。
セキュアヴェイル (3042) セキュリティ関連としてマーク。
アール・エス・シー (4664) 四季報によれば「警備需要増が追い風」ということなので、2019年は色々と不穏な事が起こるのか…。
タカギセイコー (4242) すでに動意。針なし注射器次第かな。
キャリアバンク (4834) 北海道地盤の事務系人材派遣業。札証銘柄。意外とこの手がいじられる可能性もある。
テックポイント・インク JDR (6697) 全く読めない、が故に化けるかも知れない。。。
ヤマザキ (6147) 工作機と2輪車用部品が柱。マイクロバブルが話題になれば。
イナリサーチ (2176) 医薬品の非臨床試験受託が主軸。バイオ株では時価総額が低いので化けるとデカいかも。
テイツー (7610) 古本・ソフト販売の『古本市場』が柱、中古市場次第。10倍は難しいか…。
細谷火工 (4274) 自衛隊向け照明弾、発煙筒大手。有事が起きれば、もしかする。
太洋工業 (6663) フレキシブルプリント基板(FPC)の試作品メーカー。ここ数年1-2月にかけて大きく噴く。それだけ。。。

2018年のテンバガー銘柄

1.オウケイウェイヴ (3808)

年初来安値は600円(2018年1月4日)で2018年4月11日にザラ場で6,030円まで到達。翌4月12日にはストップ高となり終値で6,940円をつけ2018年最初のテンバガー銘柄となりました。
まだ仮想通貨が強い動きをしていた頃で同社もその流れに乗って大発会から連日上げ続け、2月1日の上方修正をきっかけにさらに弾みがつき、特に3月からは加速度的に上昇ピッチが速くなり、強烈な振るい落としもあったものの、最終的には2018年5月7日に8,060円をつける上昇となりました。
前年はリミックスポイント(3825)が仮想通貨関連でテンバガー銘柄となりましたが、オウケイウェイヴも似たような動きで10倍超を達成。テーマ株の強さを見せつけました。

2.エムティジェネックス (9820)

年初来安値は1,921円(2018年2月13日)で2018年8月15日の終値が20,340円となりテンバガー銘柄となりました。
この銘柄は7月まで薄商いで少しずつ上昇。初めはよくある出来高が少ない銘柄をいじっているだけかなぁと思っていたのですが、その後も過熱感のないまま上昇を続け、5,000円を超えてからは上昇ピッチが速くなり、動意づいてからアッという間に2万円越えを達成しました。
本業は不動産で特に業績がものすごいという訳ではなかったのですが(むしろ毎年安定していた)どうも盛んに煽る向き(光通信が大量保有報告書に記載されている)があったようです。その後もテンバガー達成銘柄にしては珍しく持ち合いを続けた後さらに上昇するというとんでもない離れ業をやってのけました。
年初来高値が45,950円ですから約24倍になったということになります。
同時期に薄商いの銘柄が急騰することはありましたが、エムティジェネックスのようにテンバガーになるものはなく、月並みですが完全仕手株だったのかなと。。。

3.エクストリーム (6033)

年初来安値は1,221円(2018年5月21日)で2018年8月17日のザラバで12,320円をつけテンバガーを達成。ただその後は終値ベースで10倍の値をつけることはなく、今後どうなるのか注目の銘柄です。
直接の材料は同社がライセンス契約をしたスマホアプリゲーム「ラングリッサー」が、中国アプリ市場においてリリース直後に上位にランクインされたことで「ガンホー」「ミクシィ」といったかつての超絶テンバガー銘柄になるのではという期待感が一気に高まり、12営業日で4桁が5桁になるというエクストリームフィーバーが起こりました。果たしてライセンス料は一体どれくらいなのか?「パズドラ」や「モンスト」と違って自社IPではないことから現在でも様々な憶測が飛び交っております。
ラングリッサーの収益が発表されるのは第3四半期の決算日ということのようなので、再び猛烈な上昇となるのか、それともガッカリ決算となるのか…今後も目が離せない銘柄となります。

4.ALBERT (3906)

年初来安値は1,200円(2018年2月6日)で2018年10月2日の終値が13,750円となりテンバガー銘柄となりました。ある意味、今年のテンバガー銘柄の中ではテーマ・業績・思惑といったことがバランス良く揃ったテンバガーになるべくしてなった銘柄といえるのではないでしょうか?
テーマ=AI関連、業績=ものすごいという訳ではないけど細かい上方修正を繰り返す、思惑=トヨタ自動車と資本提携。これだけ揃えば、特にトヨタ自動車と資本提携はかなりのインパクトで、これでもともとテーマ株だったため一気に資金が流入する事態となりました。
結局、トヨタとの資本提携の話はあまり進展度合が伝わってきませんが、今年も注目の銘柄です。

5.地域新聞社 (2164)

年初来安値は431円(2018年1月10日)で2018年10月29日のザラバで4,450円、2018年11月6日の終値が5,000円となりテンバガー銘柄の仲間入りを果たしました。ALBERTと違い、特にテーマ性もなく業績もパッとしたところがない、業態は首都圏を中心に折り込み広告やフリーペーパーの配布といった地味なもの。
浮動株が少なかったことと、時価総額が10億円程度と低かったことが仕手化の要因と思われます。
テンバガー銘柄でも時々ある、テーマ株でもなければ業績の急拡大でもない、新技術を発表したわけでもなければ新薬期待のバイオ株でもないという不思議ぎちゃん系。良くここまで上がったなぁというのが正直なところです。
低時価総額、タウン誌といった銘柄は他にもあるので2019年はその手も銘柄のマークが必要なのかも???






2018年のテンバガー銘柄に関する考察

2017年のテンバガー銘柄は5銘柄と2016年の3銘柄に比べやや増えましたが、少し寂しい印象。日経平均は9月以降大きく上昇しましたがそれまでの相場は横ばいが続いていたので、突出した銘柄が出にくかったのかも知れません。
また投資家の注目がテンバガーどころの上昇率ではない仮想通貨に集まったのも派手な動きをする銘柄が少なかった要因だった可能性はあります。
年末はIPOにドドっと資金が入った感じである程度勢いを持ったまま2018年の相場を迎えることになりそうですが、今年はどれくらいテンバガーを達成する銘柄が誕生するのか楽しみです。

条件としては昨年も書きましたが、やはり「時価総額が低い(30億未満)」「東証2部・ジャスダック・マザーズ市場」「2018年のテーマに上手く乗ったもの」中から出現する可能性が高いといえます。
特に1-3月ははっきり資金が偏る傾向があるため、この時期に出来高を持って上昇する銘柄を掴まえたいとことです。理想は初動に乗ることですが、様々な情報収集ツールを駆使してもなかなか難しいので、夜間でも注文が出せるPTSが利用できる証券口座を作っておいたほうが良いと思います。

現在時価総額が50億未満の銘柄は500弱ほどですが、その中から2017年末頃から怪しい動きをしていたものをピックアップしておきます。願わくばこの表の中からテンバガー銘柄が「爆誕」してくれると良いのですが、果たしてどうなりますか…。

もしかしたら2018年にテンバガーを達成するかもしれない銘柄

銘柄名 コメント
ベルグアース (1383) 中国での合弁会社設立を材料視して年末に沸騰。農業という分野がネックか。
エスエルディー (3223) DDHDがTOB。19年3月期はDDとの資本業務提携効果が発現らしい。小売はたまに化ける。
ホロン (7748) 今一番風が吹いている半導体関連。研究開発型企業なので何かあればというところ。
アミタホールディングス (2195) 廃棄物再資源化大手。テンバガーは難しそう。2-3倍ならあるかも。
イメージ ワン (2667) 医療画像システムが主事業。ドローン関連でもあり、切り口は様々。
フジタコーポレーション (3370) 自社業態丼店『かつてん』展開。たまに飲食業でするする伸びていくタイプがあるがこれはどうか。
リーダー電子 (6867) 経営再建中の電気計測器メーカー。4K関連として化けるかも知れない。
ルーデン (1400) 本業は不動産事業。しかし子会社の認知症予防対策事業に海外から引き合いがあるらしい。またゲーム分野にも乗り出すらしい。思惑買いを呼びやすい展開か。
シダー (2435) 介護需要を上手く取り込んでいるらしい。規模の大きな案件が欲しい。
ハイパー (3054) パソコン買い替え需要が旺盛で売上が伸びている模様。ただ10倍になるかというとそれ程でもないか…。
アークン (3927 暗黒時代を抜けたか?失われた信頼を取り戻しつつある様子、パターン的にはミクシィ (2121)ぽいけれども…。
パルマ (3461) 2018年は不動産業の時代か?チャートは力強い動き。
ALBERT (3906) AI、IoT関連。自動運転絡みでニュースリリースがあったが、製品が大手に採用されれば10倍どころではないはず。
アサヒ衛陶 (5341) 中国のトイレ革命関連銘柄の筆頭。チャートは力強いが東証2部独特のクセがあり、素直に上がってくれるかどうか…。

2017年のテンバガー銘柄に関する考察

2016年のテンバガー銘柄は3銘柄と2015年の2銘柄とほとんど変わらずといった状態。年初から日経平均が下がる続けたことも一因なのでしょうが、2014年のテンバガーが11銘柄ということからするとここ2年間は少し寂しい状況にあるといえます。
10倍を目指さなくても3倍や4倍でも株の利益としては十分ではありますが、やはり3000を超える銘柄がある中でテンバガーというのは一度は射止めてみたいもの。
そんなわけで2017年のテンバガー銘柄についてですが、やはり「時価総額が低い(30億未満)」「東証2部・ジャスダック・マザーズ上場企業」という条件の中から出現する確率が高いといえます。
テーマ性はあったほうが良いですが、関連銘柄が多いと5倍ぐらいまでにしかならないので、「材料>>>>>時価総額」みたいなビッグIRに食いつくのが難しいけどテンバガーへの近道なのかなと…。初動で乗れないと並んでも全く買えない状態になってしまうのと、振るい落としで売らされてしまう羽目になります。

ここ数年の傾向では2017年も1月に動く株がテンバガーになるケースが多いので大発会がポイントとなるのではないでしょうか?1月4日から普段よりも出来高が妙に多く、飛び出してくるのは可能性が高いのでないかと見ています。よって該当銘柄(600以上)は全部ポートフォリオに入れて監視するつもりです。

2017年のテンバガー銘柄

1.サイバーステップ (3810)

年初来安値は373円(2017年1月10日)で2017年6月8日にザラ場で3,800円まで到達。翌6月9日には終値で4,310円を付け2017年最初のテンバガー銘柄となりました。
1月にiOS向けゲームアプリ「トレバ2D」の配信をきっかけに株価は急騰。その後は1,000円を挟んで長い揉み合いが続いた後、4月14日発表の好決算で資金が流入。その後も株価は力強い上昇を続けテンバガー化を達成。年初の時価総額が、16億円ぐらいでしたから、1月に動意づいた低時価総額銘柄はテンバガーになりやすいというヘタレの思い込み仮説を証明する形となりました。でもよく上がりましたね、まさかこれほどとは…。

2.リミックスポイント(3825)

年初来安値は144円(2017年1月4日)で2017年6月12日にザラ場で1,695円、終値で1,484円を付け2017年二番目のテンバガー銘柄となりました。
この銘柄は今年を象徴するテーマである仮想通貨関連で一気に名を馳せた株で、振り返れば1月6日にはすでに「仮想通貨取り引きシステムを他業者に提供」というニュースで早くも動意。その後は静かな動きを見せていたものの5月以降は、リミックスポイントの子会社であるBITPointがビットコイン決済に絡み様々なIRを連発し株価は急上昇。
年初来安値でも時価総額が60億弱あったので10倍までは行かないかと思いましたが、やはり時流に乗った銘柄は強いなと改めて感じました。

3.タカタ(上場廃止)

一連のリコール問題で上場廃止が決まったタカタ株でしたが、7月7日に15円を付けた後はマネーゲーム化しストップ高を連発。低位株のS高は上昇率が高いため一週間後の7月14日には瞬間的に153円まで到達!どこまでこの勢いは続くのかと思いましたが、その日のうちに失速し、終値82円でマネーゲームは終了。2営業日後にはなんと25円の安値をつけるという荒くれぶり。大きな利益を得た人、逆に大損した人、様々だったと推測されますが、上場廃止株のマネーゲームを久しぶりに見たような気がします…。私には怖くて手が出ないっす…。

4.ASJ(2351)

ASJの年初来安値は4月13日の336円。7月11日にザラ場で3,700円まで到達しテンバガー銘柄となりました。
この銘柄の材料は、グループ会社のCEOである西田工学博士とオレゴン州立大学が共同研究した技術「ランダムネットワークコーディング」(RNCDDS)に関する新技術の論文IEEE(国際電子技術者学会)に承認されたというもの。
最初このIRを見た時は???な感じでしたが市場は画期的な技術ということ大きく反応。この手の「なんだか良くわからないけど凄そう」という銘柄は初動に乗り遅れたら終わりで途中から参加しても2-3倍にしかなりません。
こういったタイプの銘柄は条件反射的に買わないとダメですね。ただ煽られて大きく上昇する場合と数日で祭りが終わる場合と2通りあるので、「世界初」「新技術」といったキーワードの有り無しが見分けるポイントとなりそうですね。

5.五洋インテックス(7519)

五洋インテックスは特に派手な動きもなく、気がつくとテンバガーを達成したという不思議な銘柄。年初来安値は1月4日の102円、時価総額は14億円ぐらいでしょうか。
9月11日にザラ場で1,076円を付け、終値でも1,045円と文句なしのテンバガー銘柄となりました。
この銘柄がじわじわと上昇を続けたのは、GPUでおなじみNVIDIAとの関わりが深いとされことが理由のようです。
五洋インテックスは人工知能(AI)技術をもつAI insideと提携をしており、このAI insideはNVIDIAのInceptionパートナーに認定されている企業、ということで連想ゲームからの思惑買い+時価総額の低さも相まって10倍化達成となりました。
旬な材料+低時価総額の組み合わせは、やはりテンバガー化しやすいですね。ロケットスタートでグイグイ上がっていった銘柄ではないので出来ればこういう銘柄を見つけたいものです。